メールサーバーを移行する前にネームサーバーも移行しておく必要があることに気づきました(とゆーか移行したつもりでいました)。ゾーン定義などは、ほぼそのまま持ってこれるので比較的楽な作業(のはず)です。
(1) BIND9 のインストール
apt-get install bind9
(2) ゾーン定義ファイルの追加
ゾーン定義ファイルはそのまま持ってくるだけです。 定義している IP アドレスは変えなくていいの?って話はあるのですが、我が家のシンプルなネットワーク構成では変更不要なのです。グローバル IP アドレスをいくつも持っていたりするとまた事情は違ってくるのですが。
Sarge では BIND9 の設定ファイルは /etc/bind 以下に置くようになっています。ゾーン定義ファイルを /var/named 以下に配置するディストリビューションも多いのですが、Sarge は /var 以下にはキャッシュ情報しか保存しない構成になっています。
ゾーン定義を配置したら、/etc/bind/named.conf ファイルにゾーン定義の参照を追記します。ただし、Sarge では named.conf に直接定義せず、named.conf からインクルードされている named.conf.local の方に追記するのがお作法のようです。以下は named.conf.local の記述例です。
include "/etc/bind/zones.rfc1918";
zone "foo.com" {
type master;
file "/etc/bind/named.conf.foo.com";
};
青字の部分にそれぞれ、ドメイン名(foo.com)とゾーン定義ファイル名(named.conf.foo.com)を指定する形になります。ゾーン定義そのものの定義例は以下のようになります。
$TTL 1h
;
@ IN SOA ns.foo.com. root.foo.com. (
2005111901 ; Serial
1h ; Refresh after 1 hour
1h ; Retry after 1 hour
1h ; Expire after 1 hour
1h ) ; Negative caching TTL of 1 hour
;
IN NS ns.foo.com.
IN NS ns2.foo.com.
IN MX 10 mail.foo.com.
;
IN A 192.168.1.1
ns IN A 192.168.1.2
ns2 IN A 192.168.16.2
mail IN A 192.168.1.3
www IN A 192.168.1.4
ftp IN CNAME www
;
詳しい解説は BIND の解説書など見てくださいナ。
(3) BIND の再起動
設定ファイルを変更したので BIND を再起動しておきましょう。
/etc/init.d/bind9 restart
設定ファイルを読み直すだけなら HUP シグナルを送るだけでも構いません。
kill -HUP `pidof named`
(4) 動作確認
ちゃんと設定できているか確認しておきましょう。 dig コマンドで named に名前照会のリクエストを送信して結果が返ってくるか確認しておきます。
dig @localhost foo.com
ちゃんと照会結果が返ってくるか、内容は正しいか確認しておきましょう。
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