OpenLDAP を使おう (2)
OpenLDAP をセットアップできたので、これをつかって認証関係を一括管理したいと思います。PAM をセットアップして認証時に LDAP を参照するようにするのですが、その前に、ユーザー名やグループ名のルックアップで LDAP を参照するようにしておきましょう。
まずはネームサービスから LDAP を利用するためのモジュールをインストールします。
# apt-get install libnss-ldap
次は /etc/nsswitch.conf を編集して、ネームサービスが LDAP を参照するように設定します。
passwd: compat ldap
group: compat ldap
shadow: compat ldap
これで、従来からのファイル参照の手段に加えて、LDAP も参照するようになります。この参照のために先ほどインストールした libnss-ldap のモジュールが利用されるわけです。
libnss-ldap が LDAP サーバーに接続するための各種設定は /etc/libnss-ldap.conf にて行います。最低限、以下の情報を設定すればよいようです。
# The distinguished name of the search base.
base dc=foo,dc=bar
nss_base_passwd ou=xxx,dc=foo,dc=bar?one
nss_base_shadow ou=xxx,dc=foo,dc=bar?one
nss_base_group ou=xxx,dc=foo,dc=bar?one
base はディレクトリの BASE DN を指定し、nss_base_XXX は、XXX を検索するためのベースになります。例えば上記の設定でユーザーichiroのエントリーを作成する場合は、そのDNをuid=ichiro,ou=xxx,dc=foo,dc=barとする必要があります。実際にどういう情報を格納するかにはついては、また次回あたりでメモってみたいと思います。
(注)ちなみにネームキャッシュデーモンを使わない場合、/etc/libnsss-ldap.conf は通常のユーザーから読めるようにパーミッションを設定しておく必要があります。
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